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2025.04.28

ウイングトラベル

★中国東方、松山-上海線を7月再開

 松山空港の国際定期便、過去最多の4路線に

 中国東方航空が、来る7月3日から、松山-上海浦東線を週2往復便で再開する。運航機材は156席仕様のA320。この路線の再開により、松山空港の国際定期路便は、台北、釜山、ソウル、そして上海と、過去最多の4路線に拡大することになった。
 いよぎん地域経済研究センターは、上海線が週2往復便で運航再開となることで、愛媛県内にもたらさられる経済効果を、年間約11億6千万円(直接効果:7億円、間接効果:3.7億円、便益効果:0.9億円、※前提条件=週2往復、座席数:156席、利用者数:年1.3万人)と試算した。
 松山-上海線はコロナ禍以降、約5年に亘って運休に。昨年11月に中国政府が日本人向けの短期滞在ビザの免除措置を再開し、日本政府も中国人向けの訪日ビザの要件緩和することを決定するなど、イン・アウト双方にとって往来しやすい環境がようやく整ってきた。そうしたなか去る3月12日に、愛媛県の中村時広知事が中国東方航空本社を訪れ、松山路線の早期再開に向けたトップセールスを行っていた。

※写真=松山-上海線の運航を再開