ウイングトラベル
★クルーズ旅行活性化へ多彩なアイデア提案を

JATA、クルーズB2Bワークショップ商談会開催
日本旅行業協会(JATA)のJATAアウトバウンド促進協議会(JOTC)は、4月24日に東京都千代田区のJATA本部で「JATAクルーズB2Bワークショップ」を開催した。第2回目となる今年は、船会社11社に加えて、GSA・PSA計6社、クルーズ部会のメンバーである旅行会社7社がブースを出展。第1種旅行業者から第3種旅行業者まで計47社・団体が来場し、各ブースを訪問する形で活発な商談や意見交換が実施された。今回は旅行商品の造成に直接つながる点を意識した商談会の構成とするとともに、クルーズをテーマとした人気インフルエンサーを招待したトーク企画を行い、よりクルーズ販売に親近感を持たせる内容とした。
新たなクルーズ船が続々登場
日本人クルーズ人口100万人時代も現実味
2024年のクルーズ人口は22万人を突破し、最盛期の63%とはいえ、コロナ禍からの復活の兆しを見せている。今後7月20日に飛鳥Ⅲの就航、2026年秋に三井オーシャンクルーズ、そして2028年にディズニー・クルーズラインと次々に新規就航が予定されることから、クルーズ人口は5年後には100万人を突破すると期待され、市場はますます拡大が見込まれている。JATAは、旅行会社の募集型企画旅行を利用する旅行者が減っている現状の中、いかに旅行会社がクルーズ商品を販売するかが今後の旅行需要の活性化の鍵になるとし、今回は特に様々な旅行会社を招いたワークショップを実施することとなった。
※画像=1部2部合わせて47社が参加し、熱い商談が行われた商談会会場