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ニュージーランドP-8A哨戒機が北の瀬取り警戒

防衛省は4月25日、ニュージーランド空軍のP-8A哨戒機が5月下旬まで、北朝鮮籍船舶の違法な「瀬取り」などの海上活動について、警戒監視を行うと発表した。国連軍地位協定に基づいて在日米軍嘉手納飛行場を発着することになり、今回の活動で同国の航空機による警戒監視は2018年以降7度目となる。
日本政府では、国際社会が団結して北朝鮮の大量破壊兵器および弾道ミサイル廃棄実現へ向けた取組みを歓迎。関係各国による警戒監視の実施を歓迎している。海上自衛隊では安保理決議違反の疑いがある船舶の情報をニュージーランドなど関係国や関係国際機関へ提供し、緊密に協力を図っていくとしている。
※写真=警戒監視を行うニュージーランド空軍のP-8A哨戒機(提供:防衛省/ニュージーランド国防省)