AI×ロボ時代の幕明け、乗り遅れた日本

   ヒューマノイド、かつては日本が強みも

　AI（人工知能）が様々な分野で活用されつつあるが、一方でAI時代からAI・ロボティクス時代へと、早くも移り変わりつつある。今年のCES2025では多くの耳目を集めたのが、NVIDIAが計14種類ものヒューマノイドにフィジカルAIを搭載して登場したプレゼンテーションだった。同社はフィジカル開発のための基盤モデル「Cosmos」を発表。その研究開発力を誇示した。

※写真＝かつて日本の強みだったヒューマノイド。エアバスが航空機製造でも活用が検討したが、日本はこの分野で今や後塵を拝している（提供：Physical Intelligence)