成田暦年実績、国際旅客初の3500万人突破

国際線発着数も初めて20万回超、好調な訪日後押し

　成田国際空港会社（NAA）がまとめた成田空港の2018年（1〜12月）の運用実績は、国際線旅客数が初めて3500万人を突破し、2007年以来となる過去最高の人数を更新し、国際線発着数も初の20万回超となった。また、航空旅客全体としては5年連続で最高を更新。発着数全体でも7年連続となる最高値更新となるなど、インバウンドに後押しされて右肩上がりの成長を続けている。
　成田空港の2018年暦年の航空旅客数は前年比5％増となる4260万1130人で、5年連続最高を更新した。そのうち、国際線旅客は7％増の3535万2033人。また国際線旅客のうち、外国人旅客は12％増の1736万5312人と5年連続で最高値を更新。一方で日本人旅客も5％増の1425万3701人となって、3年連続増と堅調だ。