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2019.02.05

WING

ANA総研小川会長、地域活性の意義語る

ONSENガストロノミーツーリズム推進機構全体会合で

 ANA総合研究所とぐるなびが公益社団法人日本観光振興会の特別協力を受けて2016年10月に立ち上げた、一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構は、2月1日に東京都内で全体会合を開き、2018年ONSEN・ガストロノミーウォーキングの表彰式や名誉ONSENグランクロワの授与式、ONSENアンバサダーの任命式等を行った。

 

「地方創生が国内地方路線存立の基盤に」

 

 ANA総合研究所代表取締役会長で一般社団法人ONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構理事長の小川正人氏が報道陣のインタビューに応じ、この機構の意義とANAの同機構での立ち位置等について語った。小川理事は「元は温泉を管轄している環境省から温泉を盛り上げる手だてはないかと聞かれた際に、以前フランス・アルザスを視察した際のガストロノミーウォーキングを温泉地で行いたいといったところ、環境省から是非一般社団法人を立ち上げて行ってほしいとなったのが始まり。その際に、様々な賛同社等を得て今の形となっていると説明し、ANA総研は(同機構内で)地域活性を主に担当している」と説明した。また自治体の参加が多いことについては「ガストロノミーウォーキングを行う際に登録料を頂くことで、同機構の認定コースにしている。現在までに30の自治体から賛同を頂いて実施しており、全国に向け現地の魅力を発信している」と同機構の取組みを説明。

 

工夫次第で進化、インバウンドの牽引役にも

 

※写真=取材陣の質問に答えるANA総合研究所代表取締役会長でONSEN・ガストロノミーツーリズム推進機構理事長の小川正人氏

※写真=地方創生だけでなく、インバウンドの牽引役に進化していくと参加社からは更なる躍進に期待の声が挙った

※写真=グランプリ受賞を祝う全日本空輸代表取締役社長で同機構副会長の平子裕志氏