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2019.02.05

WING

群馬県、防災ヘリ墜落で検討委が提言

安全装備品搭載やダブルパイロット制など

 昨年8月10日に群馬県の防災ヘリコプター「はるな」が、群馬県中之条町の山中に墜落した事故の発生を受けて去る1月23日、群馬県が設置した防災航空体制のあり方検討委員会が、計4回に亘って開催した検討会の報告書をまとめ、群馬県の大沢正明知事に提出した。この報告書のなかで同委員会は、運航管理及び安全管理に関する体制構築のほか、出動・飛行可否判断、飛行中、さらには運航受託者との関係のほか、安全装備品の搭載などについて提言。安全装備品については、重量の増加を考慮しつつ、自動操縦装置(4軸)、航空機衝突警報装置・対地接近警報装置、フライトレコーダー・ボイスレコーダーを搭載することを提言した。さらに、飛行中はダブルパイロット制にすることも検討すべきことにも言及している。

 

運航管理・完全管理体制強化へ

 

ダブルパイロット制の導入検討も
動態管理システムの常時監視

 

段階的な活動範囲の拡大を