ボーイング、超音速ビジネスジェットでエリオン社と提携

開発促進、早期市場投入目指し、多額の投資と技術協力

　ボーイングは2月5日（米シカゴ時間）、エリオン社（Aerion：）と超音速ビジネスジェット機分野で提携し、同社に多額の投資と技術支援を行うことを発表した。
　ボーイングによると、エリオン社が開発中の超音速ビジネスジェット機AS2の早期市場投入を目指して、同社への多額の投資により、機体設計および技術開発のスピードアップと、超音速機による新しい空の旅の市場開拓を進める考えだ。ボーイングは投資だけでなく、エンジニアリング、製造、飛行試験およびその他の重要な機体装備品の分野でも協力していくという。
　AS2の初飛行は2023年の予定で、環境性能にも優れた同機の市場投入が実現すれば、世界初の超音速ビジネスジェットになる。

※画像＝超音速ビジネスジェットAS2のイメージ図（提供：ボーイング）