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防衛省、米軍のグアムへの訓練移転を発表
移転回数は95回に、三沢・嘉手納・岩国から
防衛省は、米軍再編に関わるグアム島などへの訓練移転について、米軍単独による三沢飛行場からの移転と、嘉手納飛行場および岩国飛行場から移転について発表した。三沢飛行場からは米空軍の第35戦闘航空団が訓練移転し、嘉手納・岩国飛行場からは米空軍の第18航空団と米海兵隊の第12海兵航空群が訓練移転する予定。今回で移転回数は95回目で、国内54回、グアムなど41回となる。
三沢飛行場からの訓練移転は、本来嘉手納飛行場で実施予定だったもの。2月11日~3月7日の期間、第35戦闘航空団がグアム島のアンダーセン空軍基地および北マリアナ諸島のファラロン・デ・メディニラ空対地射場で訓練を行う。訓練規模は、F-16が14機程度で、人員が310名程度となっている。