ウイングトラベル
IPWアナハイム、旅行業界向けに説明会
目標100名で日本市場のプレゼンス高める
USトラベル・アソシエーション(UST)は2月5日、ウエスティンホテル東京で、旅行業界向けに、6月1日から5日までカリフォルニア州アナハイムで開催される「IPW2019」の説明会と懇親会を開催した。USTからはジェネラル・マネジャーのマルコム・スミス氏、リード・マネージャーのキャシー・レイノルズ氏らが来日し、日本から多くの旅行業界関係者がIPWに参加し、米国への日本人旅行者拡大の契機となるよう要望した。UST並びにビジットUSAコミッティ・ジャパンでは、日本からの参加者100名を目標としている。
説明会では、UST井上嘉世子日本代表の司会で始まり、スミス氏が冒頭挨拶で、「アナハイムでのIPW開催は、2007年以来12年ぶり。カリフォルニア、アナハイムはエキサイティングに大きく変貌している。この機会にIPWアナハイムに参加し、米国への日本人旅行者の拡大することを期待している」と述べた。
次に、UST国際マーケティング担当マネージャーのマイケル・マーティン氏が、IPWアナハイムの概要について説明した。IPWは米国から1000以上のサプライヤーが出展し、70カ国以上1300を超えるバイヤー、500のメディアが参加するB2Bのトラベルトレードショー。
1000以上の出展者の内訳は、デスティネーションはブランドUSA、観光局48州、地方観光組織249、宿泊施設は374ホテル・カジノ・リゾート。さらに航空会社13社、レンタカー15社、バス26社、ツアーオペレーターなど86社、アトラクション135社、旅行会社35社などが出展する。
バイヤー登録料には6月1日から5日までの開催期間中の日本からの参加者が宿泊するアナハイム・マリオット5泊の宿泊料、米国サプライヤーとの最大44の商談、空港、ホテル、コンベンションセンター、イブニングイベントなどの地上輸送が含まれる。また、アナハイムの市内観光ツアー、IPW後のファムツアー、MICE担当者へのブランチ、ツアー、3回のランチョンとイブニング・イベントもパッケージされる。
とくに、バイヤー登録料は2月28日までは早期割引で825米ドル、それ以降は1250米ドルになるため、今月末までの登録を呼びかけた。また、メディアとMICEバイヤーは登録料は無料。アナハイム・マリオットは、IPW開催場所のアナハイム・コンベンションセンターのすぐ脇にある。
※写真=左から、ハーツの広脇敬氏、デカリフォルニア観光局の原幸代氏、USTの井上嘉世子氏、マルコム・スミス氏、ディズニーの本間美奈子氏、USTのマイケル・マーティン氏、キャシー・レイノルズ氏