ボーイング、5機目のKC-46A給油機を米空軍に納入

アルタス基地の教育訓練部隊に初納入

　ボーイングは2月8日、米空軍に5機目となるKC-46A空中給油機を納入した。シアトルのボーイング・フィールドを離陸した同機は、KC-46Aの搭乗員、整備員の訓練を担当する第56空中給油飛行隊が所在するカンザス州アルタス空軍基地に到着し、同基地最初のKC-46Aとなった。
　今後数週間内に更に3機のKC-46Aがアルタス基地に納入される予定となっている。また、ボーイング防衛・宇宙・セキュリティ部門のリーン・カレット社長兼CEOによると、ボーイングはカンザス州ウイチタのマッコーネル基地、今回納入が始まったアルタス基地に続き、ニューハンプシャー州のピースANG（州空軍）基地にもKC-46Aの納入を開始するという。

※写真=ボーイング・フィールドを離陸し、アルタス基地に向かうKC-46Aの5号機（提供：ボーイング）