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2019.02.12

WING

次期専用機、東回り世界一周の国外運航訓練

4月予定の任務運航開始に備え、訓練加速
 
 航空幕僚監部は2月8日、次期政府専用機である777-300ER型機の国外運航訓練を2月12日から16日の間、実施すると発表した。
 これは4月に予定している次期専用機の任務運航開始に備え、国外任務遂行能力の向上を図るための訓練。今回は777-300ER型機1機が、東回りで千歳から羽田、米国・アンドリュース統合基地、スイス・チューリッヒ空港へと飛び、千歳へと帰ってくる飛行ルートとのことで、正に世界一周する形だ。
 

 

〈次期専用機国外運航訓練概要〉
▼期間:2月12~16日
▼目的飛行場:
1.羽田空港
2.アンドリュース統合基地(キャンプスプリングス/米国)
3.チューリッヒ空港(チューリッヒ/スイス)
▼使用機材:777-300ER型機1機
▼参加部隊・人員:航空支援集団等37名

 

※写真=空幕は、今の季節の東回りルートは太陽の動きが激しく、パイロットには大変なルートと話す。4月予定の任務運航開始に備え、訓練は加速している