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岩屋防相、F-35B短寿命指摘に「改良加えられる」
問題は改善へ、要求性能打ち出しSTOVL機選定
岩屋毅防衛大臣は2月8日の閣議後会見で、垂直離陸/短距離着陸(STOVL)機として航空自衛隊への導入を検討しているF-35Bについて、7日の予算委員会で当初の想定よりも耐用時間が短いという指摘を受けて「当然、改良は次々に加えられていくもの」として、計画への影響がないことを説明した。
米国ではF-35Bについて、米国防総省の報告書から耐用時間が予定の約4分の1しかないなど、いくつかの問題が指摘された。日本政府は新たな防衛大綱で、99機保有する近代化改修できないF-15に代わり、F-35を105機導入していくこととして、そのうち45機がF-35Bを最有力候補とするSTOVL機として導入する方針を示した。そのため予算委員会では、今後の戦闘機の取得方針を問題視する意見も示されたところ。
岩屋大臣は、F-35Bの耐用年数が短いならば、改良によって問題が改善されることを説明すると、今後日本政府が行う機種選定については、「我々は要求性能についてもしっかり打ち出して、それにかなった機種を選定していきたい」と述べて、耐用時間を含め機体性能について十分検討を行う姿勢を示した。
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