ウイングトラベル
KNT-CT18年12月旅行取扱額、7.2%増357億円
海外旅行13.5%増、国内も3.3%増と好調
KNT-CTホールディングスグループ14社の2018年12月の旅行総取扱額は前年同期比7.2%増の357億7500万円となった。海外旅行が13.5%増の110億3900万円と2ケタ増となったほか、国内旅行も3.3%増の212億1600万円と好調に推移した。外国人旅行は16.9%増の20億2200万円だった。
海外旅行は団体旅行は23.4%増となった。一般団体は各種イベント企業の報奨旅行などの取扱人数の増加により7.4%増となった。学生団体は修学旅行の取扱の増加と研修旅行やクラブ遠征などの取扱増で40.6%増と大幅に上回った。
海外企画旅行については6.2%増となった。商品別ではホリデイはアメリカ方面や一部のクラブツーリズム商品への一体化の影響があるヨーロッパ方面は減少したものの、アジアやミクロネシア、ハワイなどが好調に推移し15.0%増となった。クラブツーリズムは、ヨーロッパでは東地中海(エジプト、トルコ)、北欧、英国、ドイツが好調でクルーズもヨーロッパが堅調だった。一方でアジアが鈍化傾向に、北米やハワイ、オセアニアが低迷が続いていることから、伸び率は3.2%増にとどまった。