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2019.02.14

WING

MS-21-300、EASAの飛行認証試験第1段階を完了

 ロシア・統一航空機製造会社(UAC)は2月13日、傘下のイルクートが製造するMS-21-300(露語表記:MC-21-300)型機が欧州航空安全機関(EASA)の飛行認証試験の第1段階を完了したと発表した。
 MS-21-300型機はA320型機や737型機相当の大きさで、ロシア国内の航空会社やロシア機を使用する旧東側諸国、CIS構成国等への売込みが行われている。2014年ウクライナ騒乱に対する対ロシア経済制裁の影響で、構成品を輸入品から国産品に切り替える必要に迫られる等、納入は遅延している状況だ。

 

※写真=対ロシア経済制裁等で納入は遅延していたが、飛行開始に一歩前進した(提供:UAC)