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JR東、羽田アクセス線の環境影響評価手続き準備に着手
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まずは「東山手ルート」と「アクセス新線」対象
JR東日本は2月15日、多方面から乗り換えなしに羽田空港にアクセスすることが可能な「羽田空港アクセス線構想」の建設に向けて、東京都環境影響評価条例に基づく手続きの準備を開始することを発表した。同社が環境影響評価手続きの準備に着手するのは、東山手ルート(約7.4キロメートル)とアクセス新線(約5.0キロメートル)。現在、環境影響評価手続きの着手に向けて、事業内容や環境影響評価項目、評価方法等を記載した環境影響評価調査計画書の作成を進めているとのことで、東京都に対する手続きの提出については、あらためて報告するとしている。
JR東日本が計画している羽田空港と都心や常磐線、房総方面、宇都宮・高崎方面などを直接結ぶ「羽田空港アクセス線構想」が、いよいよ動き出す。環境影響評価手続きの準備を進めるのは、自社で保有する再開発真っ最中の東京貨物ターミナル付近など。田町駅付近~大汐線~東京貨物ターミナル付近に及ぶ「東山手ルート」と、東京貨物ターミナル付近~羽田空港新駅に及ぶ「羽田空港アクセス線」が対象だ。
※画像=多方面と羽田空港を直接結ぶ「羽田空港アクセス線構想」がいよいよ動き出した(提供:JR東日本)