レイセオン、米陸軍よりARC-231Aを5000台改修受注

主にヘリ搭載のソフトウエア無線機

　レイセオンはこのほど、米陸軍より5000台以上のARC-231A無線機システムの改善、製造、支援を、4億600万ドルの納期・数量未確定の今後5ヵ年を越える契約で受注した。同システムはUH-60ブラックホーク、UH-72ラコタ多用途ヘリ、AH-64アパッチ攻撃ヘリを含む様々な陸軍のプラットフォームに搭載され、ソフトウエアで定義される無線機であるためプラットフォームから取り外すことなく、迅速に能力向上が図れる。
　ARC-231Aの最新バージョンは最近、NSAタイプ1認証を取得し、戦場で安全な秘匿通信を提供できる。