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2019.02.19

WING

海自、PBLに関連して2機種の情報提供公告

TH-135は21年度以降導入、US-2は機器修理で検討

 海上幕僚監部装備計画部航空機課は先頃、2021年度以降実施を計画しているTH-135練習ヘリコプターのPBL契約およびUS-2救難飛行艇の機器修理等へのPBL契約採用の可否検討に資するものとして、PBL受注可能な企業からの情報提供の公募公告を行った。2月27日に情報提供書(RFI)の説明会が予定され、3月15日午後3時が情報提供希望申請書の提出期限となっている。
 PBLは機種により実施内容が異なる。今回、TH-135のPBL契約については、「機体/発動機/機器の修理・補給及び部隊整備の一部実施並びに技術支援に係る業務」が契約対象で、2021年度以降、同機の維持についてPBL契約による調達を計画しており、2022年度以降となる可能性もあるとしている。
 一方、US-2については「機器修理及び技術支援に係る業務」について、PBL契約による部外委託の可否を検討している段階での情報提供募集で、契約実施時期は決まっていない。

 

※写真=TH-135練習ヘリコプタ-(提供:海上自衛隊)