日本旅行2018年取扱額2％減、海外は5％増

海外団体12％増、国内は災害で1.3％減

　日本旅行の2018年の年間旅行取扱額は、前年比2.2％増の4297億6600万円となった。内訳は、海外旅行が5.2％増の1242億8600万円、国内旅行が1.3％減の2600億6900万円、国際旅行が17.9％増の452億2800万円だった。海外旅行と訪日旅行は伸びたものの、国内旅行は災害の影響を受けて前年を下回った。
　海外旅行のうち団体旅行は11.7％増の246億4800万円で、内訳は一般団体は11.6％増の145億8700万円、教育旅行が12.0％増の100億6000万円となり、一般、教育ともに堅調に推移した。
　企画旅行は2.0％減の369億1300万円で、うちマッハ・ベストツアーは3.2％増の318億900万円、他社企画が25.3％減の51億300万円で、自社企画はプラスに推移した。企画商品以外の個人旅行は6.5％増の537億3900万円だった。

　12月は6％増、海外12％増で教育旅行4割増
　国内微増・赤い風船1割増、訪日23％増に