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JAL、4-5月発券分で国際線燃油サーチャージ大幅減
3段階引き下げで欧米など長距離線は1万円超引き下げ
日本航空(JAL)は2月19日、4月1日~5月31日発券分に適用する燃油サーチャージを、国土交通省に申請した。2-3月発券分に適用しているサーチャージは、例えば北米・欧州・中東・オセアニアといった長距離線で片道1万7500円。これに対して今回申請した4-5月発券分では、同じ長距離線で片道あたり1万円以上下がる7000円となる。JALの燃油サーチャージ条件表に照らしあわせてみると、2-3月発券分の「ゾーンE」から、4-5月発券分は「ゾーンB」へと3段階引き下げられるかたちだ。
全日空(ANA)も去る18日に、4-5月発券分の国際線燃油サーチャージの引き下げを発表済み。4-5月発券分は、最大10連休になる今年のゴールデンウィーク期間が該当するだけに、大幅なサーチャージ引き下げは繁忙期の旅行需要を一層刺激することを期待できそうだ。