ウイングトラベル
アリタリア、法人営業強化で専門チーム
好調ぶりアピール、伊大使羽田乗り入れ希望
アリタリア-イタリア航空(アリタリア)は、先日都内ホテルでイベントを開催、イベントに合わせて来日した同社 レジャー営業本部 ヴァイスプレジデントのニコラ・ボナッキ氏は、「2018年はこの10年間で最も良い成績を残すことができた。日本におけるパフォーマンスにもとても満足している」と述べ、好調ぶりをアピール。また、ヴァイスプレジデント グローバル ビジネス トラベル コマーシャル パートナーシップのエミリアーナ・リモザニ氏は、「ビジネストラベルに特化した専門チームを創設した」と語り、法人営業を強化する方針を示した。イベントには、駐日イタリア大使のジョルジョ・スタラーチェ氏も登壇。「皆様と共に、アリタリアが羽田空港から出発できるようなパッケージを作ることができるよう、一丸となって頑張っていきたい」と述べ、羽田乗り入れへ向けた取り組みに強い意欲を見せた。
アリタリアは、2018年の売上高が前年比7%増を記録。また今年1月には、定時 運航率で世界第2位となり、新しい制服やローマ・フィウミチーノ空港での新ラウンジ開設といった新サービスも導入。9年連続「ベスト・エアライン・キュイジーヌ賞」(米グローバルトラベラー誌)を獲得する、マニフィカ・ビジネスクラスの機内食では、昨年11月末よりイタリアのレシピ本として権威のある「ガンベロ・ロッソ」がオリジナルメニューを監修。伝統的なイタリアのレシピを反映した料理を、すべてイタリアで準備してサービスする。日本路線では、同クラスと、プレミアム・エコノミークラスの搭乗率が91%にも達するなど、好調だ。
※写真=(登壇順、左から)アリタリア-イタリア航空 レジャー営業本部 ヴァイスプレジデント ニコラ・ボナッキ氏、同 ヴァイスプレジデント グローバル ビジネス トラベル コマーシャル パートナーシップ エミリアーナ・リモザニ氏、駐日イタリア大使 ジョルジョ・スタラーチェ氏、アリタリア-イタリア航空 アジア・太平洋地区統括支社長 マッシモ・アッレグリ氏