WING
コープノース2019、台風2号接近で空自機退避
F-2A/Bも機体点検とパイロット教育を行い帰投
航空幕僚監部は2月21日、2月18日より3月8日までの間参加を予定していた日米豪共同訓練「コープノース2019」(CN19)で、台風2号の接近に伴い参加部隊・機材を日本に帰投させる避難措置をとると発表した。空幕によれば、台風通過後の訓練再開は未定とのこと。
日本からは第8航空団(築城)、第9航空団(那覇)航空救難団(入間)、警戒航空隊(三沢)、第1輸送航空隊(小牧)が参加し、F-2A/B、F-15J/DJ、U-125A、E-2C、C-130H、KC-767と多彩な機材がグアムに集結していたが、全機日本に避難することとなった。なお第8航空団(築城)のF-2A/B 6機は先日の墜落事故を受けて入念な機体点検とパイロットへの安全教育を行った上で日本に帰投すると空幕は説明した。
※写真=グアム島近くを編隊飛行する日米豪の軍用機。左より米空軍B-52爆撃機、上段左より空自F-15、F-2、豪空軍F/A-18、下段米空軍F-15、F-16、米海兵隊F/A-18、後尾は米空軍F-16(アグレッサー)、米海軍EA-18G電子戦機(写真は昨年の訓練時のもの)(提供:米空軍)