ウイングトラベル
豪政観、18年日本人客7.9%増46.2万人に
10年ぶりの45万人超え、積極的なプロモ奏功
オーストラリア政府観光局(TA)は2018年の日本人訪問客数が前年比7.9%増の46万2000人となったと発表した。航空路線の増加に加え、TAによるプロモーションや旅行会社との共同企画などが奏功した。日本人渡航者数は5年連続のプラス成長。累計で45万人を超えたのは10年ぶりとなる。
昨年はJTBがオーストラリアで「グローバル・デスティネーション・キャンペーン」を実施したほか、日本旅行が「No1戦略国」の1つとしてオーストラリアを選定。これにあわせてTAも共同でプロモーションを実施した。また、TA自身も「まだ知らないオーストラリア」キャンペーンを展開。これまでとは異なる体験やデスティネーションの魅力を市場に訴求してきたことが今回の実績につながった。
※グラフ=日本人渡豪者数の年間推移(オーストラリア政府観光局提供)