「沖縄で世界旅」世界を体験できる沖縄で有意義なMICEを
海外旅行へのハードルが高いなか、気軽に行けるリゾート地として、沖縄の注目度が高まっている。アメリカやハワイ、アジア、そして地元の琉球文化と、世界を体験できる旅行素材が豊富な沖縄。そんな「世界旅」が実現できる沖縄での有意義なMICE、また新たな旅のスタイルとして注目を集めるロングステイやワーケーションを提案したい。
【協力:沖縄県、(一財)沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)】
「沖縄で世界旅」
いくつもの世界をひとつの島で堪能できる
異国情緒あふれる沖縄の旅へようこそ。
OCVBは、新たな観光プロモーション「沖縄で世界旅」を展開中。海外旅行に行きづらい今、沖縄が持つ観光素材の多様性を活かし、その名の通り、沖縄で世界が体験できる点を訴求する。MICEやロングステイ、ワーケーションにおいても、こうした沖縄の魅力は大きなアピールポイントとなるだろう。
アメリカ
いつの時代も人々を惹きつけるここでしか味わえないアメリカを体験しよう。
ハワイ
世界を魅了する紺碧の海と自然、自然とひとつになれる南国リゾートへ。
アジア
エスニックな香りに導かれ、アジアの国々をたどる沖縄旅へ。
琉球
かつてはひとつの国だった。受け継がれる伝統から、琉球の心に触れる。
「沖縄で世界旅」特集ウェブサイト
MICE開催地として沖縄が選ばれる4つの理由
①寛容なヒトと土地
中継貿易の拠点として多様な価値観を受け入れてきた沖縄。あらゆる垣根を超え、訪れる人すべての人を受け入れるオープンマインド「万国津梁の精神」が受け継がれている。
②自然豊かなリゾート
日本にありながら独自の歴史、文化、自然環境を持つ沖縄ならではの癒しの空間が会議やコミュニケーションを活性化させ、ひらめきや創造性、沖縄での特別な体験を提供する。
③アジアと繋がるビジネス交流拠点
直行便で4時間圏内に約20億人の市場へアクセス可能。近年では先端医療や健康、バイオ、再生可能エネルギーなどの先進課題研究が集積し、ビジネス、研究の環境も整う。
④海外旅行を疑似体験できる
海外旅行が難しい今、国内にいながら海外旅行を疑似体験できる沖縄。アメリカやハワイ、アジア、そして地元の琉球文化と、さまざまな世界の魅力に触れることができる。
(①~③はおきなわMICEナビより)
リゾートならではの理想的な環境で
MICEを成功へと導く
沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)
沖縄随一の規模を誇る沖縄コンベンションセンター。自然豊かなリゾート地という特徴を活かし、「ひらめきや創造の場所」として、アフターコロナを見据えたMICE誘致に力を入れる。
国際会議や学会誘致に注力 「ワンストップサービス」の提供に強み
沖縄で行うMICEの特徴について、館長の井上薫氏は「気候が温暖で、リゾートならではの開放的な雰囲気があり、海外で開催するイメージに近い」と語る。2020年よりコンベンションリンケージが運営に携わり、国際会議や学会の誘致に注力。既に決定した案件も多い。
その要因について、副館長の寺山優子氏は、「沖縄は自然が豊かで、文化的にも海外の人になじみやすい点がある」と指摘。さらに周辺には、琉球大学や沖縄科学技術大学院大学(OIST)といった教育機関が集まり、学会の開催地としても注目を集めている。
単なる場所の提供にとどまらず、ソフト面でのサービス提供に力を入れる。寺山氏は「具体的かつ円滑な会議運営やアレンジ、空き時間で体験できるアクティビティーの提案など、MICE開催のプロによるワンストップのサービスを主催者に提供し、沖縄MICEの付加価値を上げていきたい」と意気込みを見せる。
今年は沖縄復帰50周年、施設は開業35周年
特に今年は沖縄復帰50周年の節目の年。今後は50周年に合わせた企業や団体の記念イベント開催に期待を寄せる。また施設開業35周年を迎え、井上氏は「沖縄MICEにおいて、沖縄コンベンションセンターがさまざまな場面において活用される場となるよう力を入れたい」とアピールする。
画像提供:(一財)沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)