ザ ツバキ タワー
ラグジュアリーステイが叶うホテル
「ザ ツバキ タワー」タモン湾の北部に開業
タモン湾北部の高台、ニッコーホテルの南側にラグジュアリーな日系ホテル「ザ ツバキ タワー」が2020年7月にオープンした。コロナ禍に開業したそのホテルは、グアムに求められる贅沢な旅の形“ラグジュアリーステイ”を叶えるのに最適だ。グアムの自然を感じ、ホテルの中でゆったり過ごすことができるグアムで最も新しいリゾートの誕生だ。
土地の魅力が香る極上リゾートで
グアムの自然の力を体感
ビーチの青と深い緑に包まれたロケーションに、真っ白な建物がひと際目を引くザ ツバキ タワー。同ホテルは、国内・海外に32軒のホテルを所有、展開するプレミアホテルグループが運営する。
雄大な太平洋とビーチが広がる風景は、ホテルが掲げる4つの価値観、すなわちWonder(夢想)、Serenity(静寂)、Discover(発見)、Belonging(つながり)を体感する環境としてまさに理想的。ホテルの中ではデザインコンセプト「グアムの自然の力」である自然の美しさや恵みをアート、家具、料理、ドリンクなどを通して感じることができる。
こうしたコンセプトを象徴しているのが、2階のロビーエリアと1階のプールエリアだろう。天井が高く開放感いっぱいのロビーでは、木や籐などをあしらったインテリアにグアムらしさがうかがえる。大きな窓から目に飛び込んでくるのは、真っ青な海に溶け込むインフィニティプールで、まさにラグジュアリーを絵に描いたような光景が広がっている。
スタンダードにも広々バルコニー
ハイクラスには贅沢なラウンジを用意
ビーチに面して建つ27階建てのタワーは、340室すべてがオーシャンビュー。スタンダードルームのカメリアルーム(210室)でも45㎡(バルコニー含む)の広さを誇り、ダブルベッド2台を置いても大きなソファをゆったりと配置できるほど。加えて、グアム随一という13㎡以上のバルコニー、アウトドアリビングルームがついており、ここでルームサービスを楽しむ非日常を味わうのもおすすめ。「バルコニーブレックファースト」は、バルコニーから美しいタモン湾を眺めながら、リラックスして朝食を楽しむことができるサービス。また、夕方には、目の前に沈む夕日を眺めながら、厳選されたドリンクとイブニングスナックを楽しめるイブニングバルコニーサービスも提供する。
客室には全室にシモンズ製のベッドが入り、バスタブとウォークインシャワーを兼ね備えたバスルームも日本人ゲスト向き。ダブルシンク、シャワートイレ付きもうれしい限りで、これにバスローブやスペインのスキンケアブランド「ナチュラビセ」またはフランスのフレグランスブランド「ディプティック」の高級アメニティが用意されている。
19~26階のカメリアクラブルーム(68室)と3タイプのスイートルーム(62室)に宿泊するゲストは、26階の「リナラ クラブラウンジ」を利用できる。ウエルカムドリンクをはじめ、朝食、アフタヌンティー、ナイトカクテルを提供しており、1日に何度も訪れたくなるくつろぎのスペースとなっている。
バリエーションに富んだ食も魅力
日本人旅行者を心待ちに
ザ ツバキ タワーのファインダイニングは、最上階の「ミラノグリル-ラ ステラ-」。大海原を見渡せるエレガントな空間で楽しめるのは、グアムの食材も生かしたフレンチイタリアンだ。
朝、昼、晩とブッフェを提供するのは、ロビー階にある「カサ オセアノ」。“グアムの海底”をイメージした神秘的な内装で、20mものオープンキッチンでは、質の高い和食からモダンなチャモロ料理までそろう豊富なメニューの数々が提供されている。
料飲施設はほかに、生演奏が魅力のバー「ラ カンティーナ」やロビーバー、ラウンジ、ペストリーなどを用意。プールサイドにもバーがあり、テイクアウトカフェも利用できる。
そのほか、27階ではチャペルの一部がインフィニティビューになっているプレミアスカイウエディングが話題。1階のプールに隣接するガーデン広場「ザ プラザ」は、ステージや客席、照明や音響設備がっており、各種イベントやMICEに活用することができる。
ラグジュアリーステイが魅力のツバキだが、「広いバルコニーや3種類のバー、多彩な食の魅力など、1日中飽きることなくホテルでお楽しみいただける用意がある」と話すのはプランニングマネージャーの山崎帆香氏だ。日本語ができるスタッフも多く、「日本からのお客様を心待ちにしている」と山崎氏。グアム本来の魅力がつまったこのリゾートはこの先、日本人旅行者にとってグアムでの新たなスタンダードとなりそうだ。
グアムの ザ ツバキ タワー では、日本語ツイッター
(@thetsubakitower)を開設。最新情報を提供している。
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