ヒルトン グアム リゾート&スパ
ゆったりとした時間を楽しむ滞在型リゾート
波の音が聞こえる寛ぎの時間
グアム初のリゾートホテルとして誕生したヒルトン グアム リゾート&スパは、今年でオープン50周年を迎えた。オープン以来、滞在型ホテルとしてラグジュアリーな体験や寛ぎの時間を提供してきた。コロナ禍の影響で一部クローズしていた施設はあったものの、順次再開。観光客が戻りつつある今、あらためてサービスの向上に取り組んでいる。
波の音が聞こえる希少な立地で
ゆっくり過ごせる環境を提供
ヒルトン グアム リゾート&スパの大きな魅力の一つが、グアムらしい海の魅力を満喫できるところだ。タモン湾の南側に位置し、リーフ(サンゴ礁)に最も近いため、タモンエリアでは珍しく波の音が聞こえるのだ。バルコニーで好きな飲み物を手に、波の音を聞きながらゆっくりとした癒しの時間を楽しむことができる。
また、リーフに近いことから外海の海水が常に流れ込み、丘状の陸側からも淡水が流れ込む環境にあるため、ホテル前の海には数多くの種類の魚が生息している。ホテルからすぐ近くであるにもかかわらず、最高の環境で気軽にシュノーケリングを楽しめるのも大きなアドバンテージだ。
日本人旅行者にうってつけ
「ホテルの中のホテル」タシタワー
ヒルトン グアム リゾート&スパを構成する3つの客室棟のうち、特に日本人旅行者におすすめしたいのが、最上級カテゴリーの「タシタワー」だ。タシタワーはわずか95室のみで、最も海側に位置する客室棟である。「ホテルの中のホテル」といわれるだけあり、静かで落ち着いた雰囲気が特徴だ。タシタワー宿泊客だけの特典も多い。専用レセプションでのチェックイン&チェックアウトや、コンシェルジュサービスがある。また、専用ラウンジでのカクテルアワーでは、ココナッツの実を目の前で剥いたものを提供するなど、グアム文化の一部を体験できる演出も行っている。コロナ禍以降、専用レセプションと専用ラウンジはクローズしているが、今後の観光客の戻り状況を見ながら、これらを順次再開していく。
旅行者にも現地の人々にも
愛される充実の料飲施設
ヒルトン グアム リゾート&スパは、宿泊客が滞在中に充実した食体験ができるようさまざまなバリエーションのレストランを揃えている。「ロイズ」は全米ベストシェフのロイ・ヤマグチ氏がプロデュースする大人向きレストラン、「フィッシャーマンズコーブ」はカジュアルでファミリー向きのシーフードレストラン、「カフェ・チーノ」ではペストリー、ケーキ、サンドイッチなど軽食をコーヒーなどの飲み物とともに提供、「アイランダーテラス」ではビュッフェスタイルの朝食、ランチ、ディナーを提供する。現在朝食とディナーは毎日営業。また、南の島らしい、解放的な雰囲気が満喫できるプールサイドの「ツリーバー」では、色鮮やかなカクテルをはじめ、各種ドリンクが楽しめる。(ポリネシアンショーを見ながらバーベキューディナーを楽しめる「トロピックスバーベキュー」のみ現在クローズ中。)
ヒルトン グアム リゾート&スパでは、宿泊客や現地の人たちのニーズに合わせ、タモン エリアのホテルの中でもいち早くレストランの朝食やランチ営業を再開。再開当時は各レストランに、アクリルボードの設置や座席数を減らすなど、衛生局のガイドラインに沿った形で営業をおこなったほか、客室に持ち帰って食べられるように「To Go」メニューを充実させた。
このコロナ禍においても、USマーケットの需要、またローカルの人たちの利用が多く、レストランはもちろん、プールやフィットネスセンターなどの営業も行っており、今後は、グアムを訪れる観光客の推移を見ながら、営業日や時間をコロナ前の状況に近づけていく予定。宿泊した人は以前と同様のゆったりとした滞在型のリゾートステイが楽しめる。
プレミアタワーの改装を再開
上質なエグゼクティブリゾートをコンセプトとする「プレミアタワー」は、新型コロナウイルスの感染拡大により、改装工事プロジェクトが一時中断したが、2023年度に再開されることが決定した。改装工事期間や再オープンの時期など詳細は未定だが、プレミアタワーも新たな装いで旅行者を受け入れるための準備が着々と進められている。