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2023.06.21

オンシーズンのシドニーで大規模インセンティブセミナー開催/日本アムウェイ

華やかなステージで表彰される参加者たち

コロナ禍に配慮しながら盛大にかつ豪華に

 

日本アムウェイがシドニーで大型イベントを開催したのは、今年2月。日本からのアウトバウンドが伸び悩みをみせるなか、1633名という大規模なMICEグループによる海外イベントとなった。コロナ禍がどう明けていくのか不透明ななかで行われたこの催しは、これまで以上に高い満足度を記録したという。その詳細を紹介しよう。

 

過去10年の平均上回る
高い満足度を記録

 

  日本アムウェイがシドニーで開催したのは、リーダーシップ・アチーブメント・セミナー(LAS)と呼ばれる旗艦イベント。毎年海外で盛大に行われているものだが、コロナ禍で自粛せざるを得ず、3年ぶりに海外での開催となった。
 久しぶりの海外イベントに高揚が隠せない様子だったのは、何よりアムウェイ・ビジネス・オーナー(ABO)と呼ばれる会員だ。過去10 年間に及ぶL AS全体の平均満足度82.9%に対し、今回は88.8%という高い満足度を記録したのもその表れだろう。
 LASは5日間の行程で、2月5~9日と2月10~14日の二手に分けて実施。どちらもICCシドニーでビジネス・セッションおよびグランド・バンケットが行われたが、それ以外は基本的にフリータイムとした。同社では通常、多彩なアクティビティや食事の機会を設け、現地での時間をより充実したものにする仕掛けを用意しているが、まだコロナ禍ということもあり一度に大勢が集まる機会を極力減らした。代わりに市内を循環するバスの運行や食事手当の支給などで工夫を凝らし、参加者からは「安心して行動できた」「食事が美味しかった」「自由時間も充実していた」と好評を博したという。

 

バンケットの合間には豪華なエンターテインメントも

 

3年ぶりのLASは念願のシドニーで

 

 栄養補給食品や化粧品、家庭用日用品などの販売ネットワークビジネスで知られるアムウェイでは、ABOの成績に応じてインセンティブセミナーに招待する制度がある。ABOのランクに応じて5つのイベントがあり、LASは目標を達成した全員が参加できる最も規模の大きい催しだ。

 毎年世界各地で行われているL A Sだが、会計年度2022年の開催地をシドニーに決めたのは、安全でフライトや宿泊施設が充実していること、アクティビティや食も魅力的であること、そして日本が寒い時期に温暖な気候の下でストレスなく過ごせることだったという。快適な都市機能と郊外の雄大な自然環境を併せ持つ風光明媚な港湾都市シドニーは、まさに会員に対する労いや感謝、今後のモチベーションアップを図る場としてふさわしい選択となった。
 また、今回は新たに設定したグローバル・アワード・リコグニション(GAR)認定のイベントをハンター・バレーで開催。祝賀にふさわしい高級ブティックホテル、スパイサーズ・タワー・ロッジに宿泊し、2つ星相当のレストランMUSEで美食やオーストラリアワインを心行くまで楽しんだ。

 

優秀者が集まったハンター・バレーでのイベント

 

今後はオーストラリアの他都市での開催も視野

 

 日本アムウェイでは、L ASを含むすべてのインセンティブセミナーをオーダーメードで企画・催行している。お金を出せば買えるパッケージ旅行ではなく、Only Amway Experienceをモットーにしているためだ。そのためには開催地の選定も重要で、定期的に訪れるホノルルを除き、行き先も多岐に渡っている。これまでL A Sはシドニーやゴールドコーストで開催されているほか、L ASより規模の小さいハイランクのインセンティブセミナーはメルボルンでも行われている。参加者からもオーストラリアを希望する声は多く、今後は他都市でもインセンティブセミナーの開催を検討していく意向という。

 

2022年度LASスケジュール

  グループ1  
1 2月5日 シドニー到着
2 2月6日 フリー
3 2月7日 フリー
4 2月8日 ビジネスセッション&
    グランド・バンケット
5 2月9日 シドニー発/
    新 GAR認定(ハンター・バレー)
  グループ2  
6 2月10日 シドニー到着
7 2月11日 フリー
8 2月12日 ビジネス・セッション
    &グランド・バンケット
9 2月13日 フリー
10 2月14日 シドニー到着出発

 

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