新アクティビティやユニークなイベントが待っている【ノーザンテリトリー①】
観光再開に花を添える新たな魅力を紹介
ノーザンテリトリーではコロナ渦中から、観光再開を待ち望みつつ、新たな観光素材の開発やイベント再開の準備が進められてきた。そんな取り組みが観光再開とともに花開き、いまノーザンテリトリーでは魅力あふれる観光コンテンツが相次いで登場。中断や延期を余儀なくされていたイベントも次々再開し、季節を彩る観光素材として旅行者の参加を待っている。
一番新しいノーザンテリトリーから届いた注目の観光素材情報を紹介する。
Top End トップエンド
ティウィ・アイランド・リトリート
Tiwi Island Retreat
ダーウィンからSealinkのツアーで訪れることができるバサースト島(ティウィ諸島)の西端にある島で唯一のリゾート。携帯電話もWIFIも使えないデジタルデトックスに最適な環境だ。オールインクルーシブスタイルで料金には宿泊、飲食(アルコール含む)、アクティビティ(ビーチバギーやキャンプファイヤー、フィッシング等)が含まれる。海洋保護区の海の美しさは感動的だが、ワニや猛毒クラゲも生息するため遊泳は禁止。
一般的な「オーシャンズルーム」、カップル向き「ラグジュアリーグランピングテント」、家族向き「ファミリーオーシャンルーム」、グループ旅行向き「ヴィレッジルーム」の各部屋がある。営業期間は3月中旬~12月中旬。
https://www.tiwiislandretreat.com.au
クーインダ・ロッジ「イエロー・ウォーター・ヴィラズ」
Cooinda Lodge Luxury Tent
カカドゥ国立公園の中心部に位置するクーインダ・ロッジに、隠れ家的な宿泊施設「イエロー・ウォーター・ヴィラズ」が新たに加わった。5月開業のヴィラはエアコン完備で、バーベキューグリルやダイニングテーブル、屋外バスタブまで付いた客室専用デッキが備わる。ラグジュアリーなだけでなく、先住民の土地へのリスペクトをし、各客室に先住民にちなんだ名称を付け、インテリアは地元コミュニティーのストーリーをテーマに取り上げているのも特徴。環境の持続可能性に配慮し、1本の木も伐採せず、土地への影響を最小限に抑えるため高床式建築構造を採用している。
バムルプレインズ
Bamurru Plains
ダーウィンからチャーター機で約30分、陸路では車で3 時間の距離。カカドゥ国立公園の端に位置する。周辺の300k㎡超の原生地域にはワニの生息域がありカササギガンの10万羽以上の大移動に出会える場所もある。
オーストラリアンサファリスタイルの宿泊施設が12棟あり、オールインクルーシブの料金には宿泊、飲食(アルコール含む)のほか、1日2回のガイド付きサファリが含まれ、ガイドと共に湿原をエアボートでいくサファリや、ワニを観察するリバークルーズなどを体験できる。本格的なグランピングを楽しみたい人に最適。営業期間は3月~10月まで。
Event
カカドゥ国立公園
カカドゥ・バード・ウィーク
Kakadu Bird Week
カササギ大移動のタイミングに合わせて開催期間が設定されるバード・ウィーク。バードウォッチングに参加してその面白さに目覚める人も多い。ユネスコ世界遺産にも指定されるカカドゥ国立公園がオーストラリアの鳥類の3分の1以上が生息す野鳥のパラダイスだからこそだ。開催期間中は、専門家のガイド付きツアーや湿地帯クルーズを通じて先住民文化を体験することもできる。
開催時期●2024年9月27日~10月2日 開催場所●カカドゥ国立公園
https://kakadutourism.com/explore-kakadu/events/kakadu-bird-week-2024
ダーウィン
ダーウィン・アボリジナル・アートフェア
Darwin Aboriginal Art Fair
カササギ大移動のタイミングに合わせて開催期間が設定されるバード・ウィーク。バードウォッチングに参加してその面白さに目覚める人も多い。ユネスコ世界遺産にも指定されるカカドゥ国立公園がオーストラリアの鳥類の3分の1以上が生息する野鳥のパラダイスだからこそだ。開催期間中は、専門家のガイド付きツアーや湿地帯クルーズを通じて先住民文化を体験することもできる。
開催時期●2024年8月9日~11日
開催場所●ダーウィン・コンベンション・センター