記事検索はこちらで→
2024.01.13

2024年日本人100万人達成へ、即効性を念頭に置いたプロモーション展開【ハワイ州観光局②】

© Hawaii Tourism Authority( HTA) / Vincent Lim

 

日本−ハワイ間の姉妹提携

 

 教育旅行やインセンティブ、団体旅行などの場面において、大きな需要が期待され、日本とハワイの双方向の交流促進および拡大に寄与するのが姉妹提携だ。昨年7月にはホノルルで「姉妹都市サミット」が開催されるなど、近年ますますその重要度は高まっている。2024年は締結から60年、20年など周年を迎える自治体もあり、さらなる交流拡大が期待されるところ。新たなビジネスチャンスとして注目したい。

 

ハワイ州

福岡県(1981)沖縄県(1985)広島県(1997)愛媛県(2003)北海道(2017)山口県(2022)

ホノルル市郡

広島県広島市(1959)沖縄県那覇市(1961)和歌山県白浜町(2004)大分県佐伯市(2004)
愛媛県宇和島市(2004)新潟県長岡市(2012)神奈川県茅ケ崎市(2014)茨城県境町(2018)
大分県宇佐市(2019)沖縄県金武町(2020)神奈川県三浦市(2020)東京都江戸川区(2021)

ハワイ郡

東京都大島町(1962)沖縄県名護市(1986)鳥取県湯梨浜町(1996)群馬県渋川市(1997)
兵庫県洲本市(2000)沖縄県久米島町(2011)

マウイ郡

東京都八丈町(1964)沖縄県宮古島市(1965)広島県福山市(2008)

カウアイ郡

山口県周防大島町(1963)滋賀県守山市(1975)沖縄県石垣市(1999)福島県いわき市(2011)

※カッコ内は締結年

 

 

ハワイに関する基本的な知識を紹介
マエマエ・ツールキット

 ハワイ諸島をより正確かつ正当に紹介するために必要な情報を提供する「マエマエ・ツールキット」。地理的、文化的な情報からハワイの伝統や習慣の詳細まで、ハワイに関する基本的な知識を得るための手引書として活用できる。

マエマエ・ツールキット
bit.ly/3RFOXMi

 

 

ハワイを紹介する前に参照したい
ハワイ・ブランドガイドライン

 ハワイ諸島のブランドイメージを統一するための指針や規範をまとめたもので、ハワイの自然環境や伝統文化、地域社会、観光業など、幅広くカバーしながらハワイのブランディングと観光業の在り方について伝えている。
 ハワイを描写する際の正確な表現や文化的価値、人々の習慣や伝統、各島の特徴やタグライン、さらに公式ロゴとその使い方、色調や画像、映像の撮影ガイドライン、ウェブサイトやソーシャルメディアのコンテンツガイドなどの規約について紹介しているので、ハワイを紹介する際は、ぜひこのハワイ・ブランドガイドラインを一度参照したい。

ハワイ・
ブランドガイドライン

bit.ly/3S5QDzY

 

 

保護や配慮が必要な地域、アクティビティを明示
センシティブ・デスティネーション&アクティビティ

 持続可能な観光を目指すハワイ州観光局は、旅行者の安全上の理由やハワイの自然や文化史跡の保護、地域や住民への配慮を心がけるために、プロモーション活動を行わない地域やアクティビティを地図に取りまとめた「Statewide Hawaii Sensitive Destinations & Activities(ハワイ州センシティブ・デスティネーション&アクティビティ)を旅行業界、メディアに公開している。
 地図には「DO NOT PROMOTE」(赤色の×)、「PROMOTE WITH CAUTION」(黄色の×)を島別に記載、その理由も含めて紹介している。またハワイを紹介するときに知っておきたいハワイ州の法律や、保護、配慮に即した優良事例も参照できる。

センシティブ・
デスティネーション&
アクティビティ

bit.ly/47g1mML

 

 

次のページ【ハイアット リゾーツ ハワイ】→

 

←前のページ【ハワイ州観光局①】