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2024.05.23

カンタス航空のサービスとサステナビリティ活動【カンタス航空 ②】

Economy Class

快適な座席でゆったりとくつろげる
エコノミークラス

 人間工学に基づいて設計されたゆったりとくつろげるシートで、豊富な機内エンターテイメントが楽しめる。ボリュームのある機内食は3種類から選べ、オーストラリア産のワインも豊富にラインナップ。搭乗した瞬間からオーストラリアを感じることができる。

 

  運賃に受託手荷物が含まれているので、日本発オーストラリア行きの航空券の場合、エコノミークラスでは個数制限なしで総重量30kgまで無料と安心。

 

 

 

Business Class

離陸から着陸までリクライニングが可能
ビジネスクラス

 全席通路に面したビジネススイートは、離陸から着陸まで、専用のマットレスを付けたままフルフラットベッドでのリクライニングが可能で、PC電源とUSBポートも完備。収納可能なタッチパネル式モニターでは、豊富なエンターテインメントを周辺の音を軽減する機能付きのヘッドフォンで楽しめる。
  また、コットン100%のパジャマやサステナビリティを意識したアメニティキットを用意。オーストラリアの人気シェフ、ニール・ペリー氏がプロデュースした機内食もぜひ味わいたい。出発前は、ビジネスラウンジでゆっくりとくつろぐことができる。

ブリスベン空港 カンタス ビジネスラウンジ

 

 なお、ビジネスクラスでは、日本発オーストラリア行きの航空券の場合、個数制限なしで総重量40kgまで無料だ。

 

 

Initiatives for Sustainability

地上から空の上まで
カンタス航空が取り組むサステナビリティ活動

 

 カンタス航空は、2050年までにネットゼロ・エミッションを達成することを掲げ、サステナビリティ活動に力を入れている。オーストラリア最大級のカーボンオフセットプログラムの創設、廃棄物と使い捨てプラスチックの削減、環境を考慮した航空機やSAF(持続可能な航空燃料)への投資などの活動を通じて、旅の未来を守る取り組みを進めている。環境保全への意識が高いオーストラリアの航空会社として、カンタス航空の旅の未来を守る活動に今後も注目だ。

 

廃棄物の削減へ向けた取り組み

 

① 印刷物の削減

搭乗券をアプリ上で表示、エコノミークラスの紙メニューを廃止し、機内モニターで表示

② 使い捨てプラスチックの使用削減

機内食のカトラリーを木製(写真)に、ラウンジでは使い捨て食器の使用を取り止めることで削減

 

SAFへの投資

イメージ

 

 ユーカリや使用済み食用油から作ることができるバイオ燃料として注目を集めるSAF(持続可能な航空燃料)。SAFは従来のジェット燃料と比べ、最大80%までCO2排出量を削減できると言われている。また長距離フライトにも使用できる高い安全性が認められている。カンタス航空では2030年までにSAFを10%、2050年までに60%使用することを目指している。

 

 

次世代航空機への投資

 カンタス航空では、2034年までにエアバス社より環境に考慮した100機以上の新型機を導入する予定。環境に優しい次世代航空機は、燃費効率の改善によりCO2排出量の削減が期待できる。例えば、A220-300型機は、従来機(ボーイング717型機)と比較して、乗客1人あたり25%の燃料削減効果が期待できる。

 

 

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