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2024.10.29

一生に一度は行きたい!ドイツのクリスマスマーケットと世界遺産②【ドイツ観光局】

 

【世界遺産】

ドイツは2024年現在、世界第3位の世界遺産大国となっている。中世の街並みや壮麗な建築物など各地に点在する54件のなかから、街自体にも見所が豊富なおすすめをピックアップ。

 

05シュヴェリーン

新しい世界遺産
シュヴェリーンのレジデンス集合群
    2024年、メクレンブルク=フォアポンメルン州都シュヴェリーンの城と庭園をはじめとする30以上の邸宅群が新たな世界遺産として登録された。メクレンブルク公の居城として使われていた宮殿は歴史主義建築の最高傑作と評判。湖に浮かぶ優美な姿は「北のノイシュヴァンシュタイン城」とも称される。部屋数は地下や屋根裏も含めるとなんと953もあるとか。現在は一部が州議会議事堂として利用され、博物館として公開されている。城には小人の幽霊が住むという言い伝えがあり、泥棒を追い払ってくれる守護霊として人気。

©Adobe Stock,Anibal Trejo

06バイロイト

バロック様式の傑作
辺境伯歌劇場

  ワーグナーやリストが居を構えた音楽の都。音楽を愛した辺境伯の妃、ヴィルヘルミーネの希望で建てられた歌劇場はドイツ初のバロック様式劇場で、豪華絢爛な装飾が見るものを圧倒する。夏の音楽祭の時期は、世界中からやってくる約10万人ものオペラファンで賑わう。バイロイトを中心とするオーバーフランケン地方はドイツで最もビール醸造所が密集する地域で、豊かな自然とビールを楽しむハイキングが人気を集めている。

©Bayreuth Marketing & Tourismus GmbH, Ramona Schirner
©Bayreuth Marketing &
Tourismus GmbH, Loïc Lagarde

07レーゲンスブルク

2000年の歴史が息づく
旧市街とシュタットアムホーフ

ドイツで最も保存状態が良い中世都市。古代ローマ人が築いた城壁や帝国議会が開かれた旧市庁舎、聖ペーター大聖堂など千にも及ぶ文化財を有する旧市街全体と対岸のシュタットアムホーフが世界遺産に登録されている。ドイツ最古の石橋のそばでは最古のソーセージ屋が営業中。ドナウの流れを眺めながら、炭火焼きソーセージと地元産のビールを堪能したい。

©GettyImages, Steve Daggar Photography
©RTG

08アーヘン

世界遺産第一号


カール大帝の大聖堂が鎮座する温泉保養地

  古代ローマ時代から続く温泉保養地アーヘンの大聖堂は、世界遺産が始まった1978年の第1期に登録された12件のひとつ。8世紀末にカール大帝によって建てられ、神聖ローマ帝国の王の載冠式が行われたことから「皇帝の大聖堂」とも呼ばれる。バロックやカロリングなど異なる建築様式の融合が特徴で、モザイクで彩られたドームやガラスの礼拝堂は息をのむほど美しい。温泉好きなら、カルロステルメでドイツの温浴文化を体験してみたい。名物の焼菓子プリンテンはお土産におすすめ。

©Lookphotos, Travel Collection
©Stadt Aachen, Andreas Herrmann

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