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2008年8月28

 陜西省漢中市、10月に観光客数の完全回復目指す
 日本から支援研修団120名訪問、三国志ルート開発

 【中国陜西省漢中市=印南有理】去る5月12日に発生した四川大地震の観光復興支援を行うため、日本旅行業協会(JATA)と中国国家観光局が組織した120名の支援研修団は8月27日、中国陜西省漢中市を訪問し、劉克智漢中市副市長と会談したが、「四川省と接する山間部の2県のみ一部住宅等で被害が出たが、ホテルや観光施設には何ら影響は出ていない。既に国内観光客は前年の8割まで回復している」として、日本でも人気の高い三国志の舞台を訪ねる観光ルートを開発することで、日本人観光客の誘致を本格化したい考えを示した。また、劉副市長は、「10月1日を目途に、観光客数が完全に地震前の姿に戻ることを期待している」と述べ、あと1ヶ月で観光需要を完全回復させたい方針を示した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★陜西省漢中市、10月に観光客数の完全回復目指す
 日本から支援研修団120名訪問、三国志ルート開発
 中国の観光回復へ、VWCで重点プロモーション
 9月のJATA世界旅行博でも「加油!中国」展示
★09年度「観光庁」予算、21%増の77億円要求
 VJCアップグレード、新たに新興10市場追加
 新規にODA対象国向け国際観光交流支援事業
 VWC事業と連携、09年度はアフリアとメコン
 バリアフリー商品推進とトラベルヘルパー育成
 ニューツーリズム商品流通のデーターベース運用
 JNTO運営費交付金,前年並みの20億円要求
<旅行関連>
★日旅中間決算、赤字幅膨らみ通期を下方修正
 景気後退とサーチャージで海外旅行収益14%減
★JTBたびQ調査、「社員旅行」は1泊2日の国内バス旅行が主流
<航空関連>
★航空局概算要求、関空の2期整備関連は見送り
 羽田再拡1559億円、MRJ関連は5700万円に
★フィジーへの観光客誘致へ「fuji.me」開始
 観光局と航空会社の協同、下期の需要喚起へ
★カタール、成田北伸完成後に7便/週の成田線可能に
 日本とカタール航空協議合意、コードシェア拡大も
★ADO、11月1日より札幌−仙台新規路線開設へ
 1日3往復6便を運航、ANAとコードシェア展開
<デスティネーション>
★タヒチ観光局、下期アクションプラン見直しへ
 コア・マーケットに集中、9月にも新方針を発表
★韓国パラダイス・カジノ、施設の一部リニューアル
<ホテル>
★フォーシーズンズホテル、日本からの送客拡大へ
 都内でワークショップ開催、22軒のホテルが参加
 フィレンツェに新ホテルが今年6月開業
 ミラノとのコンビネーションプランも提供
 バリ島ジンバラン・ベイに新チャペルを建設
 来年1月開業予定、サヤンでも改装工事に着手
★IHG、韓国で新規3施設の運営契約を締結
 平昌の「アルペンシア・プロジェクト」の一環
■為替市況(27日)

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