.

2008年11月5

 本保長官、2008年訪日外客数を850万人強と予測
 円高で急ブレーキ、残り2年は8.5%の伸び必要

 本保芳明観光庁長官は、11月4日の専門紙会見で、世界的な金融不安や急激な円高の煽りを受け、8〜9月の2ヶ月連続で訪日外客数が減少していることについて、「逆風というか、大波を受けている状況。10〜12月の残り3ヶ月間も、9月実績並みの6.9%減から10%減程度の落ち込みで推移すると見るのが妥当ではないか」として、2008年の年間実績は「850万人を超えるかどうか」程度に留まるとの厳しい見通しを示した。
 2008年の年間目標に掲げていた915万人を達成するには、10〜12月の残り3ヶ月が2割以上伸びなければ届かないことから、「現実的な数字ではない」として達成は困難との見方を示した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★本保長官、2008年訪日外客数を850万人強と予測
 円高で急ブレーキ、残り2年は8.5%の伸び必要
 マレーシアの訪日ビザ、9月から取得手続簡素化
 ビザ緩和は短期的浮揚策の一環、中国が主眼
 年内にアクションプラン策定、PDCAを徹底
★JAL、旅行会社にゼロコミッションを正式通知
★エア・パシフィック、成田−ナンディ線運休へ
 フィジーの直行便3月末で終止符、日本事務所も閉鎖へ
<旅行関連>
★KNT9月、北京五輪で海外8.6%増もホリデイ1割減
★キャセイホリデイ、オンラインでパッケージ販売
★JTB「ガクタビ」欧州、1万円キャッシュバック
★ANAセールス、中国から北海道へ雪遊び旅行企画
★RCIのドバイクルーズ、11月3日より販売開始
★日商、第1回観光振興大賞に京都商工会議所
<航空関連>
★中国東方、上海−静岡線開設へCAACに意見書
 静岡県、「中国市場の大きな需要に期待」
 深セン航空、無錫−関西線をデイリーで計画
★SIA、関空−シンガポール線を週7便に減便
★JAL、成田−デリー線にファーストクラス導入へ
★エバー航空、1月12日から台北−パリ直行便再開
★DLH、欧州往復Cクラス運賃2名利用で69万円〜
★ANA、マイレージ会員限定Edyプレゼントキャンペーン展開
★FIN第3四半期、営業利益280万ユーロに減益
★野村吉三郎元全日空会長に重光章授章 
<観光統計>
★香港9月日本人訪問者数、3.2%増の12万706人
★沖縄県 08年上半期実績、4.6%増の306万人
 9月は1.2%増、円高で海外旅行との競合懸念
★北海道 08年上半期実績、3.4%減の679万人
 9月単月は5.2%減、4ヶ月連続で減少
<デスティネーション>
★米西部アリゾナ、国立公園のハイキングが人気
 世界遺産訪問ゲームのアクセス、440万台突破
★中国・河南省、『王朝街道』を観光テーマに
 古の都を巡る旅、少林寺の武術鑑賞も提案
★2009年度グアム観光大使に桑田真澄氏が就任
<ホテル>
★アコー、新ブランド「プルマン」のアジア展開加速
<組織・人事>
★シャングリ・ラ東京の広報部長に武井氏就任
■為替市況(4日)

back to 日刊旅行通信 INDEX


Copyright (c) 2006 The WING Aviation Press Co.,LTD, All RIght Reserved.

当ページのニュースは、日刊旅行・航空業界E-MAILニュース「日刊旅行通信」
から一部を抜粋し、掲載しています。
ニュースの続きは、「日刊旅行通信」でお読みいただけます。

お申し込みはこちらから
お問い合わせはmail@jwing.com
「日刊旅行通信」
(毎週月曜〜金曜発行、祝日休刊)
購読料(消費税込み):半年間33,600円 一年間63,000円