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2008年12月12日
ITCチャータールールのさらなる規制緩和実現
個札販売や成田オンラインチャーター可能に
国土交通省航空局と観光庁は12月11日、ITC(包括旅行)チャータールールのさらなる規制緩和を決定し、(1)個札販売の拡大、(2)第三国チャーターの条件緩和、(3)成田空港からのオンラインチャーターの実現−−を実施すると発表した。同日付けで通達を改正し、即日適用する。
これは、日本旅行業協会(JATA)が去る12月5日、観光庁を通じて航空局に要望していた3項目について、全て満額回答が得られた内容で、今回の措置により、ITCチャーターに係る諸課題はほぼ全て解決された格好となった。国際観光を取り巻く環境は非常に厳しいが、今回の規制緩和によってITCチャーターの利用促進が進むことで、新たな需要の創出につながることが期待される。
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日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★ITCチャータールールのさらなる規制緩和実現
個札販売や成田オンラインチャーター可能に
韓国や香港など航空自由化7路線で100%個札可
■前田航空局長、国際航空の規制緩和と自由化推進
航空自由化進めたことで「弊害特段感じない」
■金井JATA会長「要望ほぼ全て実現」と感謝
佐々木副会長、レジャーはチャーターの流れに
★2008年度は4〜10月累計で1.2%増の3620便運航
ITCチャーター実績、日系減少も外航増加で
★TIJ、中国でアウトバウンド解禁、支店の設置を
観光庁に要望−ビザ簡素化、家族観光ビザ緩和
<旅行関連>
★JTB10月実績、海外・国際不調で総取扱額3.5%減
国内はプラスで推移、海外ルックは8.2%の減少
★ルックJTBの一部コースで12日より先行販売
総額表示導入、定番コースは仮予約で受付開始
★ホテルや航空座席仕入の“消化率”問題視
観光庁が意見交換会、旅程保証と取消料も課題
★第1回インバウンド業界キャリアセミナー開催
<航空関連>
★サーチャージ減、BAWは片道6000円もSASは僅か
アシアナは1500円減、関空ーサイパンは据置く
★日本とUAE、15日から成田−ドバイ開設等協議
★B787型、初回納入は2010年に更に後倒し
スト影響を考慮、初飛行も09年第2四半期へ
★成田20%の大口規制と段階的完全民営化へ
空港インフラ、羽田は後出し規制検討も両論併記
<デスティネーション>
★ヨーロッパの力結集で海外旅行の需要喚起へ
ETC、雑誌・テレビ番組の優秀作品を表彰
★アジアで注目の観光地、第1位は「バンドン」
トリップアドバイザーまとめ、日本から3都市
<ホテル>
★ソラーレ、ロードサイド型にツインルーム新設
■為替市況(11日) |
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