ウイングトラベル
2018年上半期の日本人出国者、全国的に好調
北海道、東北から九州まで、地方空港の伸び顕著
法務省発表の出入国統計によると、2018年上半期(1〜6月)の日本人出国者数は前年同期比4.3%増の878万3483人で、空港別にみても全国的に伸びていることがわかった。これまで長期にわたり日本人出国者数が低調だった東北でも、仙台空港をはじめ、青森、花巻などの各空港で出国者数が伸びており、インバウンド効果による直行便の増加がアウトバウンド需要を押し上げた格好だ。西日本や九州でも、一部の空港を除いて軒並み好調で、上半期は全国的に伸びている。西日本豪雨の影響などが下半期にどう影響するか、今後の動向も注目されるところだ。
2018年上半期の基幹空港の日本人出国者数は、成田空港が2.3%増の323万5944人、羽田空港は2.7%増の225万5877人、関西国際空港は8.2%増の167万7210人、中部国際空港は2.2%増の70万9758人、福岡空港は7.2%増の44万5812人と軒並み増加した。