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2008年1月8

 中国人団体観光ビザ緩和、3月から家族旅行実現
 本保総観審、2008年の訪日外客900万人台が必達

 2008年は観光行政にとってエポックメイキングな年となる。3月から中国人の訪日団体観光ビザが緩和され、一定以上の年収がある富裕層限定で、2〜3人での訪日家族旅行が実現することが決まった。4月には、国際観光振興機構(JNTO)とVJC実施本部事務局を統合し、官民挙げた推進体制をさらに強化する。そして、10月を目途に国交省に「観光庁」を新設することが正式に決定した。年頭に当たり、本保芳明総合観光政策審議官に2008年の観光行政についてインタビューした。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★中国人団体観光ビザ緩和、3月から家族旅行実現
 ・本保総観審、2008年の訪日外客900万人台が必達
 ・「観光庁」を専門家集団に、民間含め人事交流
 ・観光予算前年並み確保、VJC予算を100%有効活用
 ・国内は観光圏構想で前進、新ビジネスモデルを
 ・海外は民間主体、行政は双方向交流促進で振興
★国交省の英語表記に「Tourism」が加わる
<旅行関連>
★旅行各社社長、2008年年頭所感
■JTB佐々木社長−市場変化を超えるスピード体得
■KNT太田社長−再編で事業別の自立経営体制に
■NTA金井社長−営業変革道半ば、08年に新たな1歩
■阪急交通社・小島社長−業績好調、組織再編へ
■HIS鈴木社長−08年は中国・新興国に進出
■ジャルパック梶社長−過去6年間で最高の年に
★ロイヤルカリビアン、日本語予約システム稼働
 クルーズで日本初の試み、底辺拡大の起爆剤に
★KNT11月実績、海外旅行7カ月ぶりにプラス
★日本旅行11月実績、総取扱額0.8%減
★阪急交通社11月実績、総取扱額4.4%増
★トップツアー11月実績、総取扱額1.2%減
★HIS11月実績、海外旅行3.7%増の226億円
<航空関連>
★年末年始実績、ANA国際線で過去最高の旅客数
 国内線は両社とも伸び悩み、悪天候が影響か
 JAL国際は旅客減も利用率改善、欧米・中韓が好調
 ANA、欧米中が好調、リゾートも需給バランスとれる
★CCA、中国当局に関空―大連―成都線開設を申請
★航空局、PEX運賃の下限撤廃等でパブコメ募集中
<観光統計>
★11月香港日本人訪問者数、3.1%減の12万581人
★11月グアム日本人客、2.2%減の7万6311人
<デスティネーション>
★マリアナ政観、4月からNWA便利用客にプレゼント
★GVB、08年観光大使に草刈さんと小谷さんを任命
<ホテル>
★アモイと青島にミレニアム系ホテルが誕生
<組織・人事>
★KAL、日本地域本部長に李氏が就任
■為替市況(7日)

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