日刊旅行通信

2009年5月12日

　2月の空港別出国者数、韓国牽引し地方好転
　法務省、九州は14％増、首都圏2空港は2.1％減

　法務省が発表した2009年2月の日本人出国者数（確定値）は、前年同月比2.2％減の134万2288人だった。先に日本政府観光局（JNTO）から発表された2月の速報値は、1.0％減の135万9000人だったが、それより若干落ち込みが大きかった。それでも、1月の13.4％減に比べると持ち直してきており、3月（速報値）も3.2％減と、春先に向けて回復基調に入っている。今後は、新型インフルエンザによる影響がどの程度出てくるか懸念される。

日刊旅行通信 CONTENTS

＜トップニュース＞
★2月の空港別出国者数、韓国牽引し地方好転
　法務省、九州は14％増、首都圏2空港は2.1％減
　2月外国人入国者数、九州57％減、北海道40％減
　首都圏2空港も3割減、全国的に需要落ち込み
★ニッコウトラベル決算、最終損失4.9億円に
　中国催行中止などで減収、リーマン評価損も
　09年度上期、新型インフルで北中米ツアー中止検討
★成田空港ＧＷ出入国者、予想に反しマイナス
　日本人出国者数は1.6％増も訪日客が13％減
＜旅行関連＞
★JTB、08年度取扱額6％減とマイナスに転化
　海外旅行取扱額9％減、取扱人数も1割減に
　3月は取扱額1割減、海外旅行は2割近くダウン
★ジャルパック、「AVA 夏いちばんヨーロッパ」
　全48コース、最大約30％値下げ、3500名目標
★ペナンやマラッカの世界遺産など訪ねるツアー
　ジャルパック、熟年・女性向けの新商品
★キャッシュパスポートの取扱通貨を6券種に拡大
　日旅、旅行会社初の銀聯キャッシュパスポートも
★阪急交通社、新イメージキャラクターに宝塚の夢咲ねねさん
＜航空関連＞
★ANA、羽田－グアム夏休み・定期チャーター便
★KAL、2億ドル投資で中長距離用の全機材シート刷新
★JAL、ウェブで国際線航空券取消・払戻し可能に
★FIN第1四半期決算、営業損失4570万ユーロを計上
★日米非公式航空協議、首都圏増枠や航空自由化話し合い
＜デスティネーション＞
★GVB「夏のハッピーグアムキャンペーン」実施
　“さかなくん”が登場する臨海学校も開講
★メキシコ海軍練習艦「クアウテモック」号が日本訪問
　墨日友好400周年記念行事の一環
＜ホテル＞
★パンパシフィック、パークロイヤルの予約業務開始
＜組織・人事＞
★人事異動　HIS、欧州エキスプレス社長に岩間氏
★事務所移転　アコージャパン
■為替市況（11日）

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