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2009年12月17

 2010年の海外旅行者数、7.4%増の1660万人予測
 財団JTB、3年ぶり増加も9.11翌年の02年レベル

 財団法人日本交通公社は、12月16日に開催した「旅行動向シンポジウム」で需要予測を発表したが、2010年の日本人海外旅行者数については、前年比7.4%増の1660万人と3年ぶりに増加に転ずるとの見通しを示した。ただ、人数規模でいえば、9.11の翌年にあたる2002年(1652万人)とほぼ同等、SARSの翌年にあたる2004年(1683万人)よりやや欠ける程度であり、世界同時不況や新型インフルエンザなどが直撃した2009年のクライシスから、2010年はようやく脱する1年になると見ることもできる。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★2010年の海外旅行者数、7.4%増の1660万人予測
 財団JTB、3年ぶり増加も9.11翌年の02年レベル
 欧州などロングポーションの需要拡大予測
 地域的には西高東低、年代別は熟年層牽引か
■2010年の国内宿泊数、0.2%増と微増を予測
 高速1000円で休日集中、平日宿泊旅行の喚起鍵
■2010年の訪日外客数、18.7%増の795万人予測
 観光目的中心に反転増加も、減少分取り戻せず
★AALアービーCEO、大臣にJAL-DAL提携リスク説明
 AAL提案、JALを主力パートナーに東京ハブ強化
 JAL-DAL提携のATI申請に意義申し立ての意向
<旅行関連>
★HIS連結決算、12%減収も原価15%圧縮し増益に
 次期売上12%増、アジア核にグローバル化準備
 澤田秀雄取締役会長が「代表」取締役会長に
★JATA、JALにも国内線コミッション維持を要望
 ANA追随を「横並び意識」と批判、現行制度堅持を
★海外旅行10-12月、アジア好調、業務渡航復調
 JATA調査、1-3月間際予約期待で緩やかに上昇
 国内旅行10-12月、インフル・出張抑制で悪化
★「日本旅行東北」設立、東北営業本部を子会社化
 日旅、東北エリアの営業譲渡、地域分社化へ
★阪急交通社「土佐・龍馬であい博」ツアー発売
★京成電鉄、成田空港線の普通運賃最大950円に
 新型スカイライナーは上野から2400円で運行
 10年7月開業目指す、成田アクセス1時間9本も
<航空関連>
★CPA 夏期スケからミラノ就航、日本と同日接続
★フィジーのカンダブ空港が閉鎖中、21日再開予定
<デスティネーション>
★スペイン政観、2010年は「聖ヤコブ大祭年」軸に
 デュカセ局長「今年後半の勢いを維持したい」
<ホテル>
★ハワイのアストンで3連泊プランを10%割引
■為替市況(16日)

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