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2010年3月16

 観光庁、通訳案内士の“業務独占廃止”を提議
 検討会で改正案、案内士以外にもガイド容認を

 観光庁は、通訳案内士を「名称独占資格」に変更し、国家資格として存続させる一方で、業務独占については廃止し、通訳案内士以外にも外国人旅行者への有償ガイドを認めるとする新通訳ガイド制度の骨子を検討会に提議した。現行通り、通訳案内士のみに外国人旅行者へのガイドを認めた場合、品質は確保できる一方で、アジア言語や地域独自のガイドなど、多様化するニーズに対応することは困難と指摘。そのため、?ガイドの品質確保、?悪質ガイド対策、?通訳案内士の職業の魅力向上−−の大きく3つの観点から対策を講じた上で、通訳案内士以外にもガイド業務を認めるとする見直し案を提示した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★観光庁、通訳案内士の“業務独占廃止”を提議
 検討会で改正案、案内士以外にもガイド容認を
 通訳案内士は名称独占資格として国家資格存続
 新ガイドの品質確保が課題、研修+認定も
 アジア言語ガイド増加へ海外試験や登録方法見直し
 通訳案内士のマッチング促進や表彰制度も検討
 制度変更必要の声多く、「急を要する」
 通訳ガイド2団体は業務独占の堅持を主張
<旅行関連>
★HIS第1四半期決算、売上14%減、営業利益7割減
 外貨建資産評価損で、経常赤字2.4億円計上
 4月からハウステンボス経営、早期黒字目標
★常和HD、ホテルヨーロッパをHTBに5000万円で売却
★HIS、海外ホテル予約サイトを全面刷新
 FITパーツサイトと統合、多言語化も視野に
★ジャルパック、五嶋龍コンサート鑑賞ツアー発売
★HISと英会話のシェーン、今年度売上5割増見込み
★トップツアー1月取扱額1割減、海外2割減に
★海外旅行に役立つオーディオブックなど発売
<航空関連>
★米航空会社、太平洋線サーチャージ1万500円
 欧米・オセアニア路線、4月以降日系と横並び
★航空局、スカイマークに特別安全監査実施
 本社・主要基地・運航便対象に3週間程度実施へ
★カンタス、機材大型化で団体需要取込み強化へ
 業界向けセミナー開催、パッケージ開発に注力
 PEX拡販、法人営業強化、南米など以遠需要拡大も
 ウェブ「旅のスタイルガイド」で情報発信
★JAL、成田−バンクーバー線でDARPトライアル飛行
 運航時間1分短縮、燃料消費量も400lb減に成功
<デスティネーション>
★スイス政観、今年は「花の旅」を提案
 ワークショップ開催、ハイキングやホテルにも焦点
★若者マカオ企画、ツアー開発は琉球大が最優秀賞
<ホテル>
★ボラボラ・ラグーンリゾートが12ヶ月間閉鎖
 今年2月のサイクロン被害受け、復旧のメド立たず
■為替市況(15日)

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