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2010年3月19

 日観協、TIJと統合も視野に協議機関設立を決定
 まずは提携主眼、理事会で早期統合求める声相次ぐ

 日本観光協会は3月18日の理事会で、日本ツーリズム産業団体連合会(TIJ)との統合も視野に入れつつ、提携・協力のあり方を協議するため、早急に協議機関を設立することを決定した。6月の総会前までに一定の結論を得ることをめざす。既にTIJ側は、日観協との統合に向けた具体的な検討に着手しており、ようやく両団体が統合問題で議論のテーブルに付くことになる。ただ、総会まで残すところ3ヶ月しか時間的猶予はないほか、日観協側は統合を視野にとしながらも、まずは提携と協力関係の強化に主眼を置いており、日観協自身の事業の抜本的見直しと組織改革も並行して進める方針が示された。このため同日の理事会では、既に提携協力の段階は過ぎており、2つのナショナルセンターはいらないなどとして、統合に向けた検討を早急に進めるべきなどの意見が相次いだ。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★日観協、TIJと統合も視野に協議機関設立を決定
 まずは提携主眼、理事会で早期統合求める声相次ぐ
 日観協の事業抜本見直しと組織改革へ10年度に調査
 当面は統合せず?6月総会までに方針決定をと注文
<旅行関連>
★JTBグループ、2010年度チャーター12万席目標
 ルックJTB、今夏キューバ単独チャーター発売
★「MICE事業部」と「国際旅行営業部」新設
 JTB中部、専門営業拠点の設置で取込強化
★地球の歩き方、20-30歳女性向け『aruco』発売
 「ちょっとアクティブ」海外旅行ガイドブック
★キュナード3隻の2011-2012年スケジュール発表
 新造船QEはヨーロッパ各地に、4月下旬販売開始
★楽天トラベル、長崎県発着の高速バス取扱強化
 国内最長、首都圏−長崎間のツアーバス運航
★春闘、読売旅行が賃金改善・一時金で大筋合意
★日露観光交流促進協議会、モスクワで19日開催
<航空関連>
★日スリランカ交渉、成田線週5便まで増便可能に
 首都圏除く地点・便数制限を撤廃、自由化10カ国目
★KAL上期PEX、最低価格運賃の購入期限を緩和
★KIXの2月実績、中国圏春節で外国人旅客55%増
★ルフトハンザ、夏期スケの輸送能力3.6%増強
<デスティネーション>
★中国・雲南省が日本市場へのアプローチ強化
 日本人シェア1位に、インフラ改善で魅力高まる
 中国東方航空を通じて観光施設等の無料券配布
<ホテル>
★パシフィック東京、鉄道ファン向け宿泊企画発売
 京急電鉄とコラボ、1日1室限定で1万5000円から
<組織・人事>
★カナダ観光局、事務所移転
★役員・幹部異動 JTBグループ(4月1日付)
★ANA常務に竹村氏、伊藤氏、取締役に岡田氏昇格
■為替市況(18日)

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