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2011年1月5

 2011年度観光庁予算、2割減も100億円の大台確保
 ビジットジャパン3割減、MICE誘致予算は見送り

 政府は2011年度(平成23年度)予算案を昨年12月24日に閣議決定し、観光庁予算は前年度比20%減の101億4800万円となった。昨年11月に行われた事業仕分けの結果を受け、主力事業である訪日旅行促進事業(ビジット・ジャパン事業)には同30%減の60億5500万円となったほか、MICE開催・誘致の推進に関しては予算計上が見送りとなった。一方で訪日外国人の受入環境整備事業は同254%増の6億800万円と3倍以上の増額となったほか、観光人材の育成に関しても同340%増の2億2100万円が計上されるなど、仕分けの対象項目以外は積極的な予算配分となり、100億円の大台は確保した。


日刊旅行通信 CONTENTS


<トップニュース>
★2011年度観光庁予算、2割減も100億円の大台確保
 ビジットジャパン3割減、MICE誘致予算は見送り
 訪日促進は中国はじめ東アジア4市場に重点
 スペイン・イタリア・中東の重点化は見送り
 プラットフォーム支援事業は半減の2億7100万円
 広域的な連携強化へ、基礎調査事業は大幅予算増
 休暇分散化へ予算3倍、観光統計の整備も推進
★馬淵国交相、観光は何よりも景気回復が重要
 観光予算2割減「理解得られず残念」
 景気回復と休暇分散でアウトバウンド拡大
 首都圏空港の増枠、今後は需要掘り起こし
<旅行関連>
★旅行各社社長年頭所感−業界の転換期が鮮明に
 ■JTB田川社長−需要創出へ従来と違う仕掛けを
 ■KNT吉川社長−個人旅行事業、ウェブへシフト
 ■NTA丸尾社長−ビジネスモデル転換をめざす
 ■阪急交通社 生井社長−結束し新時代へスタート
 ■HIS平林社長−世界に向けたビジネスに転換
 ■ジャルパック大西社長−統合で第2の創業年に
★HIS、スカイマーク株を売却、31億円の売却益
★HIS 2010年11月実績、海外旅行取扱高24.2%増
<航空関連>
★宿利審議官、オープンスカイを本格的に促進
 国際大競争、国内成熟期、航空の厳しさ指摘
★エア タヒチ ヌイ、日本語ウェブサイトをリニューアル
<観光統計>
★香港11月日本人訪問者、2.1%増の11万3034人
<デスティネーション>
★ソウルの空港鉄道が延伸、仁川−市内間直通に
 都心空港ターミナルも開業、最短43分でアクセス
<ホテル>
★JALホテルズ、UAEに「JALタワードバイ」開業
■為替市況(4日)

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