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2012年5月21日
前田国交相、JALの利益増は「喜ばしいこと」
差が出た航空大手2社、公平な対応難しく
国土交通省の前田武志大臣は5月18日の閣議後会見で、経営再建を図る日本航空(JAL)が2012年3月期決算の最終利益で全日空(ANA)よりも6倍以上の差をつけて過去最高の利益を上げたことについて言及した。前田大臣はまず比較の問題ではないとした上で、日本のナショナル・フラッグ・キャリアであるJALが、破綻の淵に沈みかけたとして消滅する1歩手前まで業績が落ち込んだものの、これまでの経過において「血の出る組織改革があり、そして税金をつぎ込むというようなことで、ここまで回復したことは非常に評価すべき、ありがたいこと」と、JALの業績回復を評価。その上で、企業再生を果たしたために「なかなか程よい対応というのは行いにくいと思う」と、差が表れた大手国内航空2社の業績に対し、業界内の公平なバランスへの難しさを滲ませた。 |
日刊旅行通信 CONTENTS
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<トップニュース>
★前田国交相、JALの利益増は「喜ばしいこと」
差が出た航空大手2社、公平な対応難しく
伊丹は当面存続姿勢「リニア開通時は変化も」
<旅行関連>
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<航空関連>
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7月以降に北海道4カ所、那覇線の定期便開設も検討
★SASとSIA、ジョイントベンチャー開始へ
★中国国際航空グループ第1四半期、純利益85.70%減
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★CPA、ファーストクラスドリンクにワイン6種追加
★ANZ、6〜7月の燃油サーチャージを値上げ
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<デスティネーション>
★中欧4ヵ国「V4」が共同ワークショップを開催
「ヨーロピアンカルテット」のブランド化推進
★オーストラリア政観、女性誌VOCEとタイアップ
<ホテル>
★マリアナリゾート、夏の業界優待料金を設定
★ハイアット、社会貢献活動向上にアワードを創設
<組織・人事>
★エア・パシフィックが社名変更「FIJI AIRWAYS」に
★人事(6月1日付)−JTBグループ
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